アソビの欠片

少しでも私の楽しいを伝えられれば幸いです。

ハートハーモナイズについての個人的なまとめ

 ハートハーモナイズのお話をいつも考えているのですが、いつも途中でこれじゃない、となってしまい書くことができなくなります。原因はなんなのでしょうか。それを解決すべく、そもそもハートハーモナイズはどういうユニットなのかを私なりに考えていこうと思いました。

 私は五十嵐響子担当プロデューサーなので、そちらから見た視点となることを最初にお断りをさせて頂きます。

 そして長ったらしい文章が嫌いな方は、最期のほうまでスクロールしていただければ、まとめの部分のみ数行改行することで間を設けていますので、そちらを読んで頂ければとおもいます。

 始めてハートハーモナイズを知る方もいるかもしれませんので、まずはハートハーモナイズについて説明をします。ハートハーモナイズはモバゲー版アイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドルの五十嵐響子と吉岡沙紀の2人のユニットです。短く2人についてお話していきましょう。

 まずは五十嵐響子ちゃんから、響子ちゃんは鳥取県出身の15歳、趣味は家事で、チャームポイントはサイドポニーです。可愛さ溢れるCuteなアイドル。家族構成が少しだけ語られており、5人兄弟で妹と弟がいるお姉ちゃん。大切な人に世話を焼きたがり、時にはお母さんと言われることもあります。それならしっかりしていそうだな、と思う方もいるとおもいますが天然な所があり、たびたびプロデューサーを驚かせます。また、ジューンブライド特訓前のイラストではオムライスに絵を書いているのですが、お世辞にも上手いとはいえず、画伯と呼ばれていたりも……。また、演技にも強い関心があり、聖靴学園では見事な演技を見せてくれました。

 次に吉岡沙紀ちゃんについて、沙紀ちゃんは神奈川県出身の17歳、趣味はストリートアート、特徴は「~っす」といったような口調で、ボーイッシュで格好いいCoolなアイドルです。こちらも家族構成が少しだけ語られており、兄がいるようで口調と服装は兄譲りだそうです。「自分を表現することに強い関心を持っています」アートは自分を表現する最たるものの1つですから納得できますね。アイドルも自分を表現するための1つと知り、熱心にアイドルに取り組んでいます。話し下手だったり、甘えたいのに甘えられなかったり、可愛いのを褒められると照れたりといった一面もあります。

 ざっくりで、情報不足な説明でしたが2人については以上としておきます。自分で調べてアイドルの魅力を知るのもアイドルマスターシンデレラガールズの楽しみの1つですので、お調べいただき好きになっていただけると幸いです。

 さてハートハーモナイズの話に戻しましょう。まずこのユニットが何故存在するのか、そこを響子ちゃんのプロデューサーとしての視点からお話していきたいとおもいます。

 五十嵐響子というアイドルは様々なユニットを組んでいますが、その多くは可愛いという部分を押し出したユニットが占めています。その中で、このハートハーモナイズというユニットはとても異質なユニットでした。初めは幾つかの物議を醸しだしたのも仕方ありません。しかし、このユニットは響子ちゃんを、沙紀ちゃんを成長させるためのユニットだということが後々になって分かります。

 それが分かるキッカケとなるのが「絵(アート)」という2人の共通点です。自分でも絵が上手くないという認識をした響子ちゃんとストリートアートが趣味で長年続けてきた沙紀ちゃん。この2人はユニットという関係の中でまず絵を教えることとなります。その中で響子ちゃんは「表現」について学んでいったと私は考えています。

 どうしてそう思ったのか。沙紀ちゃんは「自己表現」をアイドルになる前から大事にしている子です。それ故に、沙紀ちゃんは「表現」という部分ではシンデレラガールズのアイドルの中でもトップクラスに位置していると推測しています。沙紀ちゃんから「絵」を学ぶということは沙紀ちゃんの「表現の仕方」を学んでいるということではないでしょうか?「アートは絵の上手下手じゃないっす。アツイハートっす!さ、もう1回!」「響子ちゃんが感じていることを、そのまま表現するっすよ」という台詞があることからもそれが伺えます。

 さらに沙紀ちゃんの「アート」はアイドルになっての今では「絵(アート)」だけではありません。「ダンス」もそうだと思ったようです。沙紀ちゃんの所属するホットアートジャンピンやダンサンブルエナジーといったユニットの構成アイドルを見るとフィジカルの高いアイドルが多いです。そして、ハートハーモナイズで「沙紀さん、今日も教えてくれますか?アートにダンス……たくさん!」という台詞を響子ちゃんが言います。響子ちゃんは沙紀ちゃんからダンスも教わっているようです。ダンスについて響子ちゃんはぷちエピソードで触れられており、苦手なようです。それ故に、沙紀ちゃんから響子ちゃんがダンスを教わるというのはプロデューサーの狙いの1つで合ったのではないかと思います。

 そして、最新のハートハーモナイズでは「響子ちゃんのパフォーマンス、どんどん磨きがかかってるっす!」と沙紀ちゃんが驚いている台詞があります。ライブでのパフォーマンスが上がった理由は沙紀ちゃんから学んだ結果によるものだと考えれば納得できます。

 ここまでが響子ちゃんについての部分です。そして次は沙紀ちゃんのほうへ……と言いたいのですが!ここが非常に不明な部分です。

 沙紀ちゃんが響子ちゃんから学んでいる点……プライスレスじゃなかった!不明です。

 そもそも学んでいるってどうして分かるの?と言われれば「モチロンっす!今日はアタシも、響子ちゃんに学ばせてもらうっす!」という台詞があるからです。

その台詞が出た回では「ポージング……どうっすかね?」という風に響子ちゃんにポージングを確認する台詞があります。ここで水着を筆頭にした見えない部分で実はグラビア撮影の仕事が多い響子ちゃんからポージングを学んだ、ということも考えられます。そうすることで「感じたことを、そのまま形に……。ポージングもアートに似てるっす!」という台詞が響子ちゃんからポージングを学ぶことでポージングもアートだということに気付けたという解釈ができると思われます。

沙紀ちゃんの成長に繋がっている部分はこの辺りしかなく、非常に決定打に欠ける状況です。よく言われるのが、教えている間に自分も基礎を見なおすことができ成長できた、という話はあるのでそういう部分ではないでしょうか。それを見越してのユニット結成かと言われたら難しいと思います。

 

 

 

 

 

ここまで長ったらしく読みにくいしまとまっていない文章を読んでいただいた方はありがとうございました。ここまで飛ばした方もこの先を読んで理解していただければ幸いです。

まとめとなりますが、ハートハーモナイズの2人がお互いに刺激し合い成長していくことがこのユニットの狙いだと考えています。

自己表現に優れる沙紀ちゃんが響子ちゃんにアートという絵やダンスを通して、それを教えることでパフォーマンスを高めたという結果があるので間違いないと思います。

これからの展開としては、沙紀ちゃんが響子ちゃんから学んだ点について掘り下げていってもらう、また、各々のプロデューサーが考え表に出してくれることを期待しています。

最期に私なりにですが、ハートハーモナイズというユニット名についての考察です。ハートハーモナイズはカワイイとカッコイイの調和ではなく2人の心、つまり「異なる自己表現の調和」ではないかと考えています。独特なセンスを持つ2人が表現の手段、技術を学び成熟した先にある姿は、どれほどの名画になるか想像ができません。

この無限のキャンパスであるユニットに貴方の二次創作というカラーを加えてみませんか?